ご挨拶


全国心身障害者更生援護会
代表理事 牧田 智行

知的障がい者の就労支援では、何らかの形でその能力が発揮できるような働く場や機会を用意し、その生活を保障するような方策を通して、生活に目標が持てるようにすることによって生活の充実を図るという考え方が大切です。

障がい者雇用を進めていく根底には、「共生社会」実現の理念があり、障がい者がごく普通に地域で暮らし、地域の一員として共に生活できる社会を実現するためには、職業による自立を進めることが重要だと考えています。
それぞれの人が、その適性と能力に応じた職業に就き、その職業に生きがいを感じて充実した毎日を過ごせることはどんなにすばらしいことでしょうか。障がいのある人も障がいのない人たちと同じように生活し、活動できる社会をつくり、「完全参加と平等」の理念を実現することは、極めて重要なことです。

しかしまだ多くの障がい者の方々が働く場を求めており、障がい者の雇用は依然として厳しい状況が続いています。

現状は障がい者の方のA型雇用はもちろんB型雇用も非常に少ないという状況です。法定雇用率が2.0%(H25.4~)などと法律では掲げられていますが、まだまだ一部の企業(大企業)にとどまっていて、求人の幅が限られています。
そのような状況の中、障がい者の方の社会参加を進めようとする動きが活発になっており、「福祉から雇用へ」の流れは、今後ますます、進んでいくものと思われますし、また着実に進めていかなければなりません。

そこで私達は、POKECOの製造といった独自の事業を起ち上げ、より多くの障がい者の雇用を支援することによって待機している障がい者の皆さんに少しでも就労の機会を増やし、賃金のUPにも貢献し障がい者の皆様の自立を支援したいと考えております。

私たちは補助金に頼る運営ではなく、障がい者の方々の社会的な自立に向けた基盤づくりのため、今までの経験をもとに独自の商品を開発・生産し、障がい者優先調達推進法(H25.4施行)などを背景に、一定の事業規模(売上高・利益)を構築し、基本財産を充実させ将来的には全国の障がい者就労施設をも応援していきたいと思います。

形だけの就労継続支援ではなく、障がい者の方々が安心して長期で働ける場を障がい者の方々及び行政、企業の皆さんとともに全国に構築していきたいと考えています。